海外FXの追証なしゼロカットシステムのメリットやデメリットを徹底解説![12月最新]

この記事では海外FX業者「追証なしゼロカットシステムのメリットやデメリット」について知りたい方のために、2024年12月の最新情報をまとめて紹介しています。

皆さん、ぜひ参考にして海外FXトレードを始めましょう!

ゼロカットシステムって何?仕組みを解説

ゼロカットシステムとは、ロスカットが間に合わないほどの価格変動時に生じた損失(マイナス残高)を、海外FX業者が補填して口座残高をゼロにリセットしてくれる、海外FX独自のありがたいサービスのことです。

ゼロカットシステムという仕組みのおかげで損失分を海外FX業者が補填してくれるため、追証(追加証拠金)をする必要が無く不要な借金を負うリスクが無くなります。

もちろん、ストップロスやロスカットによってポジションが強制決済されること、または手動決済をすることが前提の話なので、投じた資金を失うことに代わりはありませんが、海外FXには「追証がない」「絶対に借金を背負わない」というメリットがあるんですね。

つまり、ゼロカットシステムを導入している海外FX業者であれば、FXで借金を失うリスクが怖い人でも安心して取引ができます

それでは海外FX業者のゼロカットシステムの仕組みについて、以下3点を詳しく見ていきましょう。

【ゼロカット対応!】おすすめ海外FX業者TOP3!

ボーナス スプレッド レバレッジ ロスカット 口座開設

口座,入金,キャッシュバック

広い

1,000倍

20%
公式HP

口座,入金

広い

1,000倍

20%
公式HP
×
なし

極狭

無制限

0%
公式HP

ゼロカットシステムの仕組み

  • ゼロカットとロスカットとの違い
  • ゼロカットシステムが発動する場面はある?
  • 海外FX業者がゼロカットシステムを導入している理由とは?
  • 日本国内のFX業者にゼロカットシステムがない理由とは?

ロスカットとの違いについて

FXには、ゼロカットシステムと似たような用語として「ロスカット」があります。

まずは、ゼロカットとロスカットの違いについて見ていきましょう。

ゼロカットとロスカットの違いとは
ロスカットとは 含み損が増えてFX口座内の証拠金維持率が一定値を保てなくなった場合、ポジションの強制決済が執行されること
ゼロカットとは ロスカットが間に合わないほどの価格変動時に生じた証拠金の損失(マイナス残高)を、海外FX業者が補填してくれること

つまり、ロスカットとは「損失を防ぐためのポジションの強制決済」のことで、ゼロカットとは「証拠金以上の損失を補填するシステム」のことをいいますので、意味が全く異なるので覚えておきましょう。

ちなみに、国内FXにはゼロカットシステムがないため、国内FXではロスカット執行してもなおマイナス残高が残ってしまった場合は追証(おいしょう)という追加の証拠金を支払わなければならないデメリットがあります。
これがFX取引で借金リスクが発生する仕組みです。

ただ、一方では海外FXはゼロカットシステムがあるため、ロスカット執行時のマイナス残高は、海外FX業者が相殺してくれます。

海外FXがゼロカットシステムを導入している理由とは?

では、なぜ海外FXでは、ゼロカットシステムを導入しているのか不思議に感じたことはないでしょうか?

理由は以下の2つがあります。

  1. 損失を補填してでもたくさんトレードをして欲しいから
  2. 一部ゼロカットを法律で義務づけている国もあるから

それでは、それぞれの理由について見ていきましょう。

1.損失を補填してでもたくさんトレードをして欲しいから

海外FX業者では、NDD方式と呼ばれる注文方式を採用しているため、収益源がスプレッドと取引手数料のみになります。

NDD方式では、顧客から受けた注文を海外FX業者を介さずにインターバンクへ流します。

そのため、顧客にたくさん取引をしてもらえなければ、FX業者は事業を継続が難しくなっていきます。

そこで、為替相場の急激な変動により顧客が損をした場合、損失を補填しているのです。

損をしても借金を負うリスクまでないと分かれば、多くのトレーダーは、積極的にロットを上げて取引してくれるようになります。

その結果として、FX業者も収益が上がるため、ゼロカットシステムを採用しているのです。

2.一部の国ではゼロカットを法律で義務づけているから

海外FXがゼロカットを導入している理由として、一部の国の金融庁がレバレッジ規制をしない代わりにゼロカットを義務づけている点も挙げられます。

例えば、キプロスでは2018年8月1日より金融商品の取引に関する規制を厳しくしました。 そのうちの1つにゼロカットの義務化が含まれています。

ただし、キプロスの金融ライセンスを取得していても、日本人の場合は別の国のライセンスが適用されるケースがほとんどですので、ゼロカットシステムを導入しているFX業者は少ないでしょう。

日本国内のFX業者にゼロカットシステムがない理由とは?

国内のFX業者にゼロカットシステムがない理由について解説します。

ゼロカットシステムは、FX取引を行うトレーダーにとってメリットのある制度です。よく言われることは「こんなに良い制度なのに、なぜ国内FX業者では採用されていないのか」と、不思議に感じている人も多いようです。

実は、国内FX業者がゼロカットシステムを導入していないのには、以下の理由があります。

  1. 法律により損失補填が禁止されているから
  2. スプレッド以外に収益源があるから

それぞれの理由について詳しく解説します。

1.法律により損失補填が禁止されているから

国内FX業者では、金融商品取引法第39条により損失補填が禁止されています。

口座残高をマイナスからゼロに戻す行為は、損失補填とされるため、国内の全てのFX業者はゼロカットを採用できないことになっています。

第三十八条の二 金融商品取引業者等は、その行う投資助言・代理業又は投資運用業に関して、次に掲げる行為をしてはならない。

二 顧客を勧誘するに際し、顧客に対して、損失の全部又は一部を補てんする旨を約束する行為

第三十九条 金融商品取引業者等は、次に掲げる行為をしてはならない。
二 有価証券売買取引等につき、自己又は第三者が当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補填し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため当該顧客又は第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客又はその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、又は第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為
出典:e-Gov

2.スプレッド以外に収益源があるから

国内FX業者では、スプレッド以外に収益源があるといった理由もあります。

国内FX業者はDD方式を採用しており、顧客から受けた注文をインターバンクへ流さずにそのまま抱えることができます。

注文を呑んだ場合、顧客とFX業者の間で一方が利益を得ると、もう一方は損失を被る利益相反関係になります。

つまり顧客が損をした場合、逆にFX業者は利益を得られる仕組みになります。

このような背景もあるため、わざわざ顧客の損失を補填して自社の利益を減らすようなゼロカットシステムを採用していません。

追証(おいしょう)とは

FX取引では、「預けた証拠金以上の損失は発生しない」と一般的に考えられていますが、実は、「追証(おいしょう )」といい、追加で証拠金を入金しなければならない場合があります。

急激な為替変動により、注文や強制ロスカットが発動しない場合、損失が膨らみ、含み損が有効証拠金を割り込んだり、口座がマイナス残高になったるすることがあります。この場合、損失分を補うために入金する追加証拠金のことを「追証」と呼び、追証をお客さまに請求することを追証請求といいます。

一般的には略して「追証」(おいしょう, 英語: Margin Call)と呼ばれる。追証とは、「委託保証金率」が「最低保証金維持率」を下回ったときに、追加保証金を入れることを言う。

レバレッジ – Wikipediaより引用

ゼロカットシステムのメリット

ゼロカットシステムには、主に以下の2つのメリットがあります。

  • 追証リスクがない
  • 高いレバレッジ取引ができる

上記のメリットを把握したうえで、国内FX業者と比較し海外FX業者で口座を開設してFX取引するか検討しましょう。

追証リスクがない

海外FX業者の場合はゼロカットシステムが採用されているため、追証リスクがありません。

一方で国内FX業者では、損失が発生した際にゼロカットシステムが採用されていないため、追証のリスクがあります。

海外FX業者の場合は、証拠金以上の損失を回避できるため、追証のリスクがありません。

リスクを抑えた安全性の高いトレードを希望する人は、海外FX業者の利用がおすすめです。

高いレバレッジ取引ができる

海外FX事業者ではゼロカットシステムにより、トレーダーの大きな損失を回避できるため、ハイレバトレードに着手しやすくなります。

ハイレバレッジの取引は、利益を高く見込める反面、価格の暴落が発生すると多額の損失が発生する可能性が高いです。

そのため、ハイレバトレードを実行したいトレーダーでも、取引を躊躇してしまうケースが多いです。

しかし、海外FX業者はゼロカットシステムにより、証拠金以上の損失のリセットが可能なためFXで借金を失うリスクが怖い人でも安心して取引ができます

加えて、海外FX業者ではレバレッジが無制限や1,000倍など、国内FXでは設定できないハイレバレッジトレードを実行できるため、リスクを抑えつつ、ハイレバトレードを始められることが1つの特徴です。

ゼロカットシステムのデメリット

ゼロカットシステムには、以下の2つのデメリットが存在します。

  • 口座凍結のリスクがある
  • 突然追証を請求した事例がある

魅力的なゼロカットシステムにもリスクがあるため、海外FX業者で口座を開設する前に認識しておきましょう。

口座凍結のリスクがある

両建て取引とゼロカットシステムの併用は、口座凍結のリスクがあります。

両建て取引とは、買いと売りの両方のポジションを取り、損失を回避する取引手法です。

同一口座での両建て取引は認められていますが、別口座や複数人での両建て取引は禁止されています。

そのため、両建て取引で発生した損失をゼロカットシステムでFX業者に損失補填を負わせた場合、口座凍結のリスクがあります。

ペナルティを避けるために、両建て取引など規則を事前に確認しておきましょう。

突然追証を請求した事例がある

海外FX業者によっては、ゼロカットシステムを採用しながらも、追証を請求してくる悪徳業者が存在します。

一般的な海外FX業者は、発生した損失に対して追証を迫ることはありません。

しかし、実績がなく設立して間もないFX業者や過去実績の浅いFX業者の場合、ゼロカットシステムを無視して損失をカバーしてくれないケースが稀に見られます。

海外FX業者を選定する際は、必ず過去の実績、利用者、セキュリティーなど安全性や評価が高い業者を選ぶようにしましょう。

ゼロカットはロスカットの弱点をカバーするサービス

ゼロカットとは、ロスカットの弱点を補うものです。
まず初心者向けに、ロスカットルール・追証ルール・マイナス残高が発生する仕組みから解説していきます。

そもそも、ロスカット自体、マイナス残高を防ぐための安全機能です。

細かなルールこそ違いますが、国内・海外問わず、全てのFX業者で採用されています。

急激な相場変動により損失が膨らむと、業者が決めているロスカットルールによって、口座資金をわずかに残して、ポジションは全て強制決済となります。

どのくらい資金が残るのかというと、レバレッジ・取引数量・業者で決められているロスカット率によって変わります。

ロスカットによって資金は失いますが、マイナス残高という業者への借金は発生しない仕組みになっているんですね。

  • ロスカットは国内FX・海外FX 共通ルール
  • ロスカットがあれば、基本的に口座残高がマイナスになることはない

国内・海外のロスカットルールの違い

それでは、ロスカットルールの違いを代表的な国内FX業者・海外FX業者について見ていきましょう。

以下の表は、最大レバレッジ・追証発生ライン・ロスカット率を比較したものになります。

最大
レバレッジ
ロスカットルール
追証発生 ロスカット率
国内 DMM FX 25倍 100% 50%
GMOクリック証券 25倍 100% 50%
FXプライムbyGMO 25倍 100% 80%
みんなのFX 25倍 なし 100%
セントラル短資 25倍 なし 100%
海外 XM Trading 1000倍 なし 20%
AXIORY 400倍 なし 20%
FXGT 1000倍 なし 20%
Exness 無制限 なし 0%
iFOREX 400倍 なし 0%

国内FX業者のロスカットルールは、「追証+ロスカット」または「ロスカットのみ」の2種類があります。
基本的に証拠金維持率100%以下になるとアウト(損失)と考えて問題ないでしょう。

海外FX業者のロスカットルールは、ロスカット率50%以下に設定されているところが多いため、基本的に国内FX業者よりも多くの含み損に耐えられる仕組みとなっています。

国内FX業者のような、追証ルールはありません。

その分、ハイレバレッジでトレードができてしまうため、必ずしも国内よりもリスクが低いわけではないことを理解することが必要です。

トレードの仕方にもよりますが、実際は国内FXよりもハイリスクになることが多いはずです。

どちらにしても、追証発生・ロスカットになってしまう原因は、あまりにもハイレバレッジで無茶なトレードをしていたか、相場の値動きが予想とは反対方向に急激に相場変動したかのどちらかです。

未払いの追証・マイナス残高は実はこんなに発生!

ちなみに急激な相場変動時では、いったいどれぐらいマイナス残高が発生してしまうのでしょうか?

はっきり言って、上限はありません。

参考ではありますが、過去に発生した代表的なショック相場で、FX業者が抱えた未収金の件数と金額を見て行きましょう。
統計データは、金融先物取引業協会の調査結果より抜粋しています。

主な原因 発生日 未収金の
発生件数
未収金の
発生金額
アップルショック 2019年1月3日 6,389件 8億8百万円
中国ショック 2015年8月24日 4,820件 8億2千8百万円
スイスフランショック 2015年1月15日 1,137件 19億4千8百万円

直近であったアップルショックでは、人気の米ドル円において、一瞬にして約4円以上の急激な値動きが発生しました。

未収金の発生金額は2015年のスイスフランショック時の金額より少ない金額でしたが、発生件数は6,389件と多く、非常に多くの人が借金を抱えてしまったことがわかります。

出典:TradingView

ちなみに、スイスフランショックは件数こそ少ないのですが、スイスフラン円においては一瞬にして約46円もの値動きが発生したために、未入金の発生金額は莫大な金額となりました。

しかし恐ろしいのは、このデータはあくまでFX業者への借金の部分だけということ。実際の損失額はもっととんでもない天文学的な金額と言えるでしょう。

ゼロカットはハイレバレッジでトレードする人の必須!

FXトレードで1倍〜3倍程度の低レバレッジであれば、ロスカットされる可能性がほぼゼロのため、マイナス残高やゼロカットについて、そこまで意識しなくても良いでしょう。

しかし、ハイレバレッジでトレードする場合は、ロスカット・マイナス残高の可能性を必ず考えてトレードしなければいけません。

ハイレバレッジでトレードできる海外FX業者に人気が集まる理由こそ、ゼロカットシステムを採用しているという安心感です

もし、マイナス残高が発生した場合、その損失分は業者がカバーしてくれます。

ゼロカットは、そのロスカットの安全性を高めるためのサービスと考えてください。

ゼロカットシステムは、追加料金もなく利用でき、特に申し込みの必要もありません。

ちなみに、ロスカットが完全に機能しないということであれば、そもそも国内FX・海外FXどちらも借金を抱えるリスクはあります。

海外FXは、ハイレバレッジとゼロカットシステムの組み合わせによって、安心してより大きな利益を狙った積極的なトレードができる環境が用意されています。

【ゼロカット対応!】おすすめ海外FX業者TOP3!

ボーナス スプレッド レバレッジ ロスカット 口座開設

口座,入金,キャッシュバック

広い

1,000倍

20%
公式HP

口座,入金

広い

1,000倍

20%
公式HP
×
なし

極狭

無制限

0%
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